●修学旅行のバス酔いが心配!お子さまでも押せる車酔いのツボを紹介します
こんにちは。院長の小野清です。
修学旅行をはじめ、学校の遠足などで、
バス酔いが心配というお子さまも多いのではないでしょうか。
今回は、鍼灸の資格を持っている僕が、バス酔いに効果があるとされているツボを2つ紹介します。
バスに酔ってしまったかも・・・そんな場面で押してみてくださいね。
お子さまでも押せる車酔いのツボ 1、内関(ないかん)
1つめのツボは、内関(ないかん)です。
内側の手首の、シワから指3本分下の、2本の骨の間です。
内関(ないかん)は、平衡感覚を正常にするツボです。
胃の不快感や吐き気を和らげ、乗物酔いに効くとされています。
お子さまでも押しやすく、イチオシのツボです!
押すタイミングは、乗る前からでも乗ってからでも、大丈夫です。このツボを、左右両方押してみて下さい。
ツボは、親指の腹の部分で押します。
親指をツボに当てて、親指以外の4本指で手首を挟むようにすると、押しやすいですよ。
お子さまでも押せる車酔いのツボ 2、外関(がいかん)
2つめのツボは、外関(がいかん)です。
外側の、手首のシワから指3本分下の、2本の骨の間です。
外関(がいかん)は、自律神経を整えるツボです。
乗り物酔いだけでなく、疲労回復や頭痛、めまいなどにも効くとされています。
外関(がいかん)は、乗り物酔いで、更に頭痛もあるという場合に押してみて下さい。
こちらのツボも、押すタイミングは、乗る前からでも乗ってからでも、大丈夫です。左右両方押してみて下さい。
押し方も、内関と同じです。
親指の腹の部分をツボに当てて、親指以外の4本指で手首を挟むようにすると、押しやすいです。
外関(がいかん)も、お子さまでも押しやすい場所にあるのでおすすめです。
なお、内関と外関、両方を同時に押すことはさけてください。
押す場合は、どちらか1か所ずつ押しましょう。
まとめ
乗り物酔いに効くツボは、足や耳の裏などにもあります。
しかし、今回は「お子さまでも押しやすい」ということをポイントに、腕にある2つのツボを選びました。
内関(ないかん)と外関(がいかん)です。
乗り物酔いの際に、押してみてください。
事前にペンなどで、ツボの位置に印を付けておくのもおすすめですよ。
我が家にも、今現在小学6年生の娘がいます。秋には修学旅行に行く予定です。
娘は、遠足では、実際に吐いたことはありません。
しかし、乗り物酔いに対する不安があるようなので、バス遠足の時には、必ず酔い止めを飲んで、ツボの場所にペンでマークをつけています。
子供の乗り物酔いは、緊張や不安などの影響も大きいものです。
気持ち悪くなったらココを押す。頭が痛くなったらココを押す。乗り物酔いの対策をしておくことで、お子さまの安心感にもつながりますよ。
修学旅行など、学校のバス遠足の時の参考にしていただけましたら幸いです。
なお、乗り物酔いは耳の奥の三半規管と目の働きにも関係があります。そして、この2つは首の骨とも大きく関係しています。
乗り物酔いがひどい場合は、頭の位置や首のバランスなどに問題がある場合もあります。
乗り物酔いの症状も、当院へご相談下さい。