当院の方針


◆ 痛みや不調の原因を追及します

痛みや不調の原因は、その不具合が起こっている場所ではないことがあります。
その場合、原因がわからないまま施術すると改善があまり見られないということになります。
改善への一番の近道は、その不具合の原因を特定することです。
原因とは痛みや不調を引き起こしている「震源地」ともいえます。
その「震源地」をみつけるために正確な問診と症状に合わせた検査によって原因を追及していきます。

 

◆ お悩みの症状について詳細にお聞きします(問診)

施術の前に患者さんがどのようなことに困っているのか、悩んでいるのかを確認しなければなりません。
この問診が不調の原因特定に必要な情報の80%を占めているといっても過言ではありません。
ですので、詳細にお悩みを伺うことでどこに検査をすればよいか、どんな検査をするべきかという原因特定のために必要な検査を選択するために最も必要な情報なのです。



◆ 施術は安全で、痛みがなく、最も効果的な方法でおこないます

当院では主に下記の方法で施術をおこないます。


モーション・パルペーション(Motion Palpation)

モーション・パルペーションは、カイロプラクティックの必須検査で、患者さんの関節や脊椎を手で触れながら動きを感じ取る技術です。
これにより、関節の動きの制限や異常を評価します。
関節が正常に動いているか、または制限されているかを判断することができます。

どのように行うのか?

  1. 患者のポジショニング: 患者さんに適切な姿勢になってもらいます。
    立位、座位、または仰臥位(あおむけ)など、関節や部位によって適したポジションを選びます。
  2. 手の位置: 術者は手を患者さんの関節や脊椎の特定の部位に置きます。
    手の指や手のひらを使って、関節や周囲の組織に軽い圧力をかけます。
  3. 動きの評価: 術者は患者さんの関節をゆっくりと動かし、その動きの範囲や質を感じ取ります。
    動きがスムーズか、制限されているか、引っかかりがあるかを評価します。
  4. 異常の特定: 関節の動きに異常がある場合、その部分が制限されていることを確認します。
    制限がある場合、その原因となる筋肉、靭帯、関節自体の問題を考慮します。

具体例

モーション・パルペーション
例えば、腰椎のモーション・パルペーションを行う場合(上記の図)

  1. 患者さんに座ってもらいます。
  2. 腰椎に手を置きます: 術者は左右の親指を患者さんの腰椎に置き、左右を交互に軽く圧力をかけます。
  3. 腰椎の動きを感じ取ります: 術者はは患者さんの腰椎をゆっくりと動かし、各関節の動きの範囲を感じ取ります。
    動きが制限されている部分を確認します。
  4. 制限の特定: 動きが制限されている部分が見つかった場合、その関節に関連する筋肉や靭帯に問題があるかもしれないことを考慮します。

モーション・パルペーションの利点

  • 問題の早期発見: 関節の動きの制限や異常を早期に発見し、適切な施術を行うことができます。
  • 個別対応の施術計画: 患者さんの具体的な問題に基づいて、オーダーメイドの施術計画を立てることができます。
  • 施術効果のモニタリング: 施術の進捗をモーション・パルペーションで確認し、必要に応じて施術計画を調整できます。

モーション・パルペーションは、患者さんの関節の健康状態を評価し、最適な治療法を提供するための重要な技術です。
この技術を用いることで、患者さんの健康をより効果的にサポートすることができます。



モビリゼーション(Mobilization)

モビリゼーションは、カイロプラクティックの治療技術の一つで、関節の可動性を改善し、痛みや硬直を和らげるために用いられます。
これは、関節をゆっくりと繰り返し動かすことで、可動範囲を広げ、機能を回復させる手法です。

どのように行うのか?

  1. 患者さんのポジショニング: 患者さんに適切な姿勢になってもらいます。仰臥位(あおむけ)、伏臥位(うつぶせ)、座位など、関節や部位によって適したポジションになってもらいます。
  2. 手の位置: 術者は手を患者さんの関節や周囲の組織に置きます。指や手のひらを使って、関節に軽い圧力をかけます。
  3. ゆっくりと動かす: 関節をゆっくりと動かし、可動範囲を確認します。動きを繰り返し行い、関節がスムーズに動くように促して動きの範囲を徐々に広げていきます。
  4. 異常の特定と治療: 動きが制限されている場合、その部分の制限が解消されるまで、重点的にゆっくりと動かし、可動範囲を広げるようにします。


具体例

モビリゼーション
例えば、腰椎のモビリゼーションを行う場合(上記の図)

  1. 患者さんにうつぶせになってもらいます
  2. 腰椎に手を置きます: 術者は動きに制限のあった腰椎に左手の親指を置き、軽く圧力をかけます。
  3. おしりを動かします: 患者さんのおしりに右腕を置き、ゆっくりと左右に動かします。この動きを腰椎に置いた左親指に伝わるように繰り返して、可動範囲を広げていきます。
  4. 異常の特定と治療: 腰椎の動きが制限されている場合、その部分の制限が解消されるまで、重点的にゆっくりと動かし、可動範囲を広げるようにします。


モビリゼーションの利点

  • 痛みの緩和: 関節の動きを改善し、痛みを和らげます。
  • 可動範囲の拡大: 関節の可動範囲を広げ、柔軟性を向上させます。
  • 機能の回復: 日常生活での関節の機能を回復させ、活動をスムーズに行えるようにします。
  • リラックス効果: ゆっくりとした動きにより、筋肉や関節がリラックスします。


モビリゼーションが適している症状

  • 関節の硬直や動きの制限
  • 慢性的な関節痛
  • スポーツによる関節の負傷
  • 日常生活での関節のこわばり
  • 手術後のリハビリテーション

モビリゼーションは、関節の健康を維持し、動きを改善するための効果的な治療法です。
カイロプラクティックの専門知識を活かし、患者さんの症状に合わせた施術を提供することができます。



マイクロけん引法

マイクロけん引法

中川貴雄D.C.が考案した患者さんがけん引されていることを自覚しない程度の微少なけん引力を用いてあらゆる関節の痛み、運動異常などの関節症状を治療する方法です。
中川貴雄D.C.が教授として務められていた大学で、このマイクロけん引法の効果について様々な研究がなされ治療効果があるということが認められています。



 ◆施術時間

・初めて受診される方は、姿勢の写真撮影と問診、検査、施術と合わせて1時間30分程かかります。
・2回目以降の方は40分ほどの施術時間になります。

・お着替えもご用意しておりますので、来院時にお申し付けください。



◆ 施術の間隔

初めて来院されたときの症状の状態と、どのような経過をたどってきたか、過去に受けたケガや事故、手術、現在の日常生活やスポーツ、仕事の内容などで症状の改善は様々ですので、その方の症状の変化によって施術の間隔を変えていきます。

例えば2回目の施術は1週間後とします。

1週間後に来院されたときの症状が、1回目より6割ほど少ないようでしたら3回目は2週間後、3回目の来院で症状がほぼ落ち着いていれば4回目は1カ月後と施術の間隔を伸ばしていきます。

その後は患者さん自身にからだの調子を観察していただき、調子がなんとなくおかしいというような変化がみられたときに来院していただく、心配であれば、2週間に1回、1カ月に1回としばらく定期的な施術を受けるなどと患者さんにお任せいたします。

当院では、「あと~回は来てください」というような、こちらから施術回数をお伝えすることはしません。

患者さん一人ひとりの問題点を考慮して、その方に最適な施術計画をご提案いたします。

けっして強制ではありませんのでご安心ください。



◆施術風景

背骨の歪み検査

肩関節可動域検査

肘関節可動性検査

頚椎の検査

肩関節の施術

股関節マイクロけん引法

腹診

腹診

子供の施術

子供の施術

子供の施術

子供の見守り

子供の見守り



◆ プライバシーポリシー


当院では施術を受けられた方が特定できる写真や名前などの掲載はいたしません。
また、個人情報(住所、電話番号、メールアドレス等)につきましても「個人情報保護法」に則り厳重に管理し、第三者への提供などもおこないません。